米ドルのスワップポイントと政策金利の推移


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米ドルなくしてFXなし

2008年当初は政策金利は3%あり、高金利通貨とまでは言えないがそれなりに高かった。この時の日本の政策金利が0.5%とすでに超低金利状態だったため、スワップポイントも一万通貨あたり数十円あった。よって、米ドルのトレードもスワップを意識しがちだったが、リーマン・ショック以降政策金利もスワップも、ほぼ0となっている。
しかし、最近のアメリカ経済は好調であり、2015年以降は利上げに踏み切る可能性は高い。日本との金利差も開いてスワップも高くなっていくだろう。

ただし、スワップ目的で米ドルをトレードする人はほとんどいないだろうし、米ドルに関しては当面の間スワップを気にする必要はないだろう。

ところで、米ドルペアのスプレッドはかなり狭く、極めてトレードしやすい通貨である。また、トレンドも比較的分かりやすく、初心者には最もおすすめである。
昔ほど飛び抜けた存在では無くなっているが、やっぱりFXの王様は米ドルである。米ドルだけ追っかけてもOKなくらいだ。

値幅を狙うトレードなら米ドル、スワップならオージー、個人的にはこの2つの通貨だけで用は足りると思う。


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