失敗から学んだこと→ノーストレスFXへ


私はFXで失敗続きだったわけだが、その分反省も多い。自分が失敗した理由をまとめてみる。

★レバレッジが高すぎた
FXを始めた当初は、一攫千金を狙ってレバレッジを高くしすぎてすぐにマーケットを退場するはめになった。資金が80万円でオージー20万通貨とか今考えたらありえない。

★スワップ狙いは儲からない
一見、楽して儲かるような印象だが、年に何度かある大きく下げる局面でやられる。

★逆張りは難しい
逆張りはうまくいくと大きく値幅がとれるが、売り買いのタイミングが難しい。結局、裏目に出て損をすることが多かった。

★冷静さを欠いた
とりわけ額の大きい勝負での勝率が悪かった。逆に小さい勝負では7割は勝てた。額が大きくなると冷静さを欠いて、正しい判断ができなくなる。

★損切りができなかった
正直、これに尽きると思う。投資の基本中の基本であるが、これほど難しいことはない。そして損切りできない人で勝ち続ける人はいないと思う。

私は今になって痛切に思うのだが、FXはほどんどメンタルのゲームだ。
大きく儲けたい欲があるから、レバレッジも高くなるし逆張りで値幅を大きく取ろうとする。そして、負けを認めたくないから損切りできない。値動きが自分の思い通りにいかないと動揺して、冷静さを欠いて、正しい判断ができなくなる。結果的に高値で買って底値で売るようなこともよくあった。
また、私生活においても、含み損に比例してストレスも大きくなり、仕事にも悪影響が出た。

以上の反省を踏まえて、これからのトレードは以下のことを絶対に守ることにする。

☆大きい勝負はしない
負けても割り切れるぐらいの額にする。また、私はこれまで最終的には大損したが、小さい勝負ではそこそこ勝っている。

☆スワップ狙いはしない
スワップ狙いは最後には確実に負ける。

☆徹底して順張り作戦で行く
逆張りがダメというわけではないが、私は今まで逆張りで失敗してきたし、その逆の順張りなら成功するのではないか?

☆エントリーした時点で損切り注文を出す
損切りがちゃんとできれば、半分は相場を極めたも同然?また、利食いについても同時に注文を出す(OCO注文)。初めからこうしておけば、決済の時悩まなくてすむ。ストレスフリーである。
<2015年1月追記>
現在はスキャルピングでトレードしているが、損切り注文も同時発注するものの、実際はそのラインに達するまでに決済してしまう。利食いについてはその時の状況で決めるので同時注文はしない。

☆ストレスがたまるからエントリー後の値動きは見ない
値動きを見ることは楽しいことでもあるけど、自分が見たところで値をあやつれるわけではない。エントリー時のOCO注文が約定するまで値動きは見ても意味が無い。時間の無駄。精神の浪費である。

実際の取引では損切りラインや利食いラインをどうするのか?などのより詳細な設定があるが、基本は上記のとおりである。どこでエントリーするかについては少し考えるが、それ以外はルールに基づいて取引するので全く悩まない。負けても少額なのでこれまでみたいに真っ白にならない。安全・健全なトレードということでこれをノーストレスFXと命名した。大儲けはできないかもしれないが、悩まずこつこつ稼ぐことができるのではないかと期待している。
<2015年1月追記>
現在はスキャルピングでトレードしているので、トレード開始から終了まで目を離さない。ノーストレスというわけにはいかないが、秒単位のストレスなので、それほど苦にならない。

<2015年1月追記>
☆1日あたりで一定以上負けたらトレードを止める。3日連続で負けたらデモトレードに戻る。熱くなったら一旦パソコンから離れる、など。
過去の挑戦では大負けして退場することになった。だから今回は絶対に大負けしないような手段をとる。そして負けが続けば熱くなって更に負けることも分かっている。それを防ぐために策を講じる必要があるはずだ。

そして、最後にもう一つだけ、ルールを設ける。
☆10万円損したら永久にFXをやめる
これで負けたら、自分としても納得である。綺麗サッパリFXから足を洗うことにする。


このページの先頭へ