FXで儲ける奴は値動きを見ない?


センスと資金、両方ある人間はやり方が違う


以前、FXで5億円稼いだ友人の話を書いたが、最近また彼に会って話を聞いてきた。
アベノミクスで円安が急激に進んでいるが、もしこの波に乗れているなら彼もまた大きく儲けているに違いないと思っていたが、やっぱりそうだった。

彼は豪ドルを80円ぐらいで大量(数百万通貨)仕込んでいたそうな。おそらく現在は数千万円レベルの含み益があるはず。
私であれば、90円、いや、85円ぐらいに値上がったら、売りたくて仕方なくなるはずであるが、稼いでる人間は違うようだ。

彼は100円を超えても売っていない、しばらくは売るつもりもないようだ。

というか、彼は現在のレートを知らなかった!!この数ヶ月レートを見てないらしい。
私からすると、危険な行為に思えるが、彼の場合、証拠金が十分にあるので、暴落してもロスカットされる心配が低いのでほったらかしにできるのだ。

レートを毎日見ていると、トレードが近視眼的になって、大きな値幅が取れなくなる。小さい勝ちでコツコツ稼いで、ロスカットが出来ず大きな負けですべてを失ってしまう。私のようなダメトレーダーの典型例だ。

そうではなくて、日々一喜一憂せず、大きく構えたほうが結局は儲けも大きくなるし、第一、楽でいい。
真似できないが、やっぱり彼は凄いと思った。


FXで大儲けした友人


FXで大儲けすることは多くのFXファンの夢ではあるけど、実際には大金を手にした人は一握りである。
しかし、私の友人に億単位で大勝した奴がいる。
彼は昔、同じ寮の同じ部屋に住んでいて、私をFXの世界に誘った奴である。
始めの頃は彼も私と同様の下手糞だった。一緒に損して一緒に凹んでいた。
私がFXを始めて約二ヶ月、私はオーストラリアドルの暴落でマーケットを去ることになったが、彼は同様のポジションを持っていたものの、資金量が私よりも大きかったので生き残った。
その後私は仕事を辞めたのだが、その数カ月後、彼は開眼したらしく、大勝していることを聞いた。
300万円から始めて、1年ぐらいで2000万円ぐらいにしたらしい。そして、彼も仕事を辞めた。彼は故郷に帰り、専業のトレーダーとしてFXに熱中。3年ぐらいで5億円ぐらいになったらしい。
なぜそんなに勝てるのか、彼と話すたびに秘訣を訊いたのだが、彼から明確な答えが返ってきたことはない。どうやら勘でやっていたらしい。だから真似できなかった。リーマン・ショックも上手く波に乗って大儲けしたらしい。天才である。

資産が5億円ぐらいになると、それ以上は目指さず、ときどき遊びで小さい勝負をするだけになったらしい。小さいといっても一回の儲けが数百万円なのでやっぱり桁違いである。正直言って羨ましくて仕方がなかった。
しかし、彼はその頃になるとトレードに対する興味が失せていたらしい。

資産が億単位になると生活はどう変わるのか?私だったら六本木ヒルズに住んで、金にあかせて美味いもの、美味い酒に囲まれて楽しく過ごしたいと思う。
でも彼は仕事こそしていないものの、贅沢するわけでもなく、田舎に引っ込んだままだった。なお、彼はまだ20代である。
トレードだけでは面白くないのか、時給700円でバイトしたりもしていたそうな。全くもってよくわからない。

あるいは、夢というのはかなえてしまうと、また考えも変わるのかもしれない。
もし、贅沢な生活を過ごすにせよ、いずれは飽きてしまうかもしれないし、どこかで満足することは必要だろう。彼みたいに金持ちになっても変化しないというのもひとつの見識かもしれない。彼がそこまで考えていたとも思えないが。

それにしても、5億円か…。私にはやっぱり夢のまま、想像の領域だ。

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